大川の東側にも遺跡あり!(R06.04.09)

 

 多良の山城は「城ヶ平山城跡」と「樫原山城跡」が岐阜県史跡に、「高木家陣屋跡」は国の史跡として指定されています。これらは全て大川の西側に位置していますが、文献や言い伝えでは東側の城山(上原、前ケ瀬、松ノ木の境界部と思われます)にもあったと言われています。しかし、数年前に調査された時には発見されませんでした。そこで、歴史愛好家で「そんなはずはない」との思いで前回調査の更に南側を調査しました。調査のよりどころは20年程前に各務原市在住の熊澤喜三郎氏が書かれた縄張図です。図面を頼りに訳も分からずやみくもに斜面を登ると、図面通りの位置にそれらしきものを発見しました。

 8日、上石津学園開校式で教育長様にお会いした際に、城山の現状について話し、調査依頼書の提出についても担当部署を教えて頂きました。早速、午後、市役所を訪問し、教育委員会文化振興課へ提出致しました。是非、城山が山城あるいは砦跡に認定されることを願っています。

 

さぁ、義務教育学校を目指して元気に出航(R06.04.08)

 

 我が家の前は祢冝上バス停、今日は新たに開校する義務教育学校上石津学園の開校式です。スクールバス時刻の5分前には児童生徒8人が制服姿で勢揃い。今までになかったワクワクした和やかな雰囲気でした。式典会場では、来賓や保護者、そして児童生徒を含め500名ほどの多くの人が集まり、近年にない華やいだ雰囲気でした。

 開校式は厳かに、開会の辞、国歌斉唱と続き、教育長による開校宣言が行われ、新デザインの校旗が披露され授与されました。式辞、祝辞、児童生徒代表の言葉と続き、みんなの心を一つにする合唱が行われました。校歌はまだなじめないのか声が小さく不安げに感じましたが「ふるさとみどりの上石津」では、保護者の大きな声も届き力強さを感じました。

 12時を過ぎたバス停では、まだかまだかと待つ支援ボランティアのもとに明るく元気な笑顔が無事戻ってきました。

 

元気に踏み出そう 令和6年度を(R06.03.27)

 

 今日は3月27日(水)、もうすぐ4月、新年度です。年度末の様々なイベントは上石津中学校閉校記念式典を最後にほぼ終了しました。過去を振り返ることも大切ですが未来をしっかり見つめ新年度に望みたい。当面は上石津学園(小中一貫の義務教育学校)のスムーズなスタートと、多良地区まちづくり協議会の体制が課題となります。

 上石津学園は234名(予定)の子どもを乗せたスクールバスが運行します。バスの安全は、保護者のみならず地域住民多くの方の協力が欠かせません。支援ボランティアへ登録されていなくても安全で安心な地域を目指しましょう。8日(月)から12日(金)までは、スクールバスにボランティア代表者が添乗します。その時の状況について意見交換会を行えればと考えています。今年の田畑は二の次、先ずは子どもの安全に注力したい。

 まちづくりの課題では、単位自治会の役員交代が行われ、必然的に多良連合自治会の体制も変更、更にはまちづくり協議会のメンバーも交代となります。新メンバーを迎え、従来の方と上手く融合した新体制を目指します。昨年度はコロナ禍後の再出発の時、新年度は経験を活かして更なる飛躍を目指す時です。皆さまと共に汗と努力で、住み良く美しい多良地区を次の世代に伝えよう!

 

桜花は旅立の合図(R06.03.15)

 

 3月は梅花の季節、華やかな桜の花を祝するための準備期間です。多良地区も、151年の歴史を誇る小学校閉校を前に、新規に発足する上石津学園(4小学校と1中学校が併合し義務教育学校となる)の説明会、小学校と中学校の閉校記念式典(感謝の会を含む)、同じく卒業式と、上石津町内各地区で催されています。また、小学校に保管されていた備品類(卒業生の寄贈品、同窓会の寄贈品、有志による寄贈美術品等)の種別や保管場所への移動等、毎日のように行われています。これらの作業は通常に行われるイベントに上乗せとなり、休まる暇もありません。でも、誰も愚痴を言わない、それが田舎の良いとこか?

 愚痴は止めましょう!愚痴を言うよりもその原因を無くすように体を動かしましょう。周囲の人は、黙々と汗を流す姿を見ています。寒い冬の次には暖かい春がきます。梅の花から桜の花へ、今こそ、多良地区の底力を発揮しましょう。

 歴史を振り返ることも大切です。しかし、歴史はこれからの未来を想像するための一つだと思います。歴史に記された過ちを未然に知り、未来に生かすことがより重要です。少子高齢化で学校がなくなってもふるさと多良は残ります。この地区の未来を輝かしいものにするのは私たち、頑張りましょう。

 

ボランティア活動って、なんですか❔(R06.03.03)

 

 多良地区まちづくり協議会は色んな部会で構成され、それぞれの部会のンバーには様々な団体から選ばれ参加していただき、多良のまちづくりに関する活動がなされています。それぞれの団体では、ボランティア活動が基本でほぼ無償、交通費は自腹、所要時間は当然ただ働き、それでも使命感に燃えて頑張って頂いています。メンバーはただのボランティアだから遣らせておけばいい、そんな気持ちを持っていませんか?ボランティアに参加されている方は、その人なりの思慮を持ち、少しでも住民のために役立ちたいと頑張っています。

 最近の活動では、2月23日と24日多良文化祭(舞台発表を再開、延べ約500人参加)、2月26日体育推進員・社会推進員の合同役員会(新年度の主な計画の確認)、2月27日閉校記念事業実行委員会(記念誌、モニュメント、記念式典の進捗状況の確認)、2月29日上石津学園支援協働本部設立総会(義務教育学校をスムーズに立上げ運営するための組織づくり)、3月2日閉校記念モニュメント設置場所確認、3月4日多良小学校樹木剪定、3月6日花桃植樹祭打合せ等、・・・・・・これからも続きます。全てが奉仕精神の逞しい方に支えられています。住民の皆様も、近くで何か作業をされている方を見ましたら、是非声を掛け励ましてください。

 がんばろう多良人!負けるな多良人!

 

少子高齢化に隠れているものは・・?(R06.02.18)

 

 少子高齢化が叫ばれて久しい。私たちが生活する多良地区では、65歳以上の方(高齢化率)が40数%と言われています。また、昨年の上石津町内の新生児は10名以下だったそうです。少子高齢化は私たちにどのような影響を及ぼしているのでしょうか?気が付かないところで、意外な形で様々な不具合が起こっています。

 小学校閉校と上石津学園開校、むかしは10軒に1人が参加していた消防団は影もなく若者不在で四苦八苦、老人会や女性部、そして女性防火クラブなどの活動も消滅状態です。そんな中で、聞こえてくるのは任意で自主的な団体へは参加しなくてもよいとの声です。自主任意は自由主義の象徴のよう聞こえますが、自由には義務や責任も伴います。今の状況が正しいとは思いませんが、それぞれの団体や活動が何のために行われてきたのかをもう一度考える時ではないでしょうか?若者が少なく高齢化が激しい地区において、自分に出来る事、お互いが助け合う事、お願いしなければならない事を考え、どのような組織と方法が適しているのかを考慮し見直したいと思います。

 4月からの新年度体制をスムーズにスタートするためにもよろしくお願いします。子どもの時に夢を見させてくれた故郷をみんなで何時までも元気にしましょう。

 

 先週は福祉イベントに参加(R06.02.04)

 

 先週は福祉関連のイベントが多く、誘われるままに参加しました。1月29日(月)は多良地区の福祉三者(福祉推進委員・民生児童委員・自治会長)合同研修会、2月1日(木)は時地区のサロン反省会、2月2日(金)は大垣市社会福祉協議会総務部会と母親が入所している特別養護老人ホームでの面会、2月3日(土)は大垣市小学6年生のこどもの意見を聞く会とイオンモールで開催されている上石津中学校の成果パネル展に参加しました。福祉について子供から高齢者までの様々な意見を聞く機会に恵まれました。それぞれの立場で福祉を考えて頂いていると感激しました。それぞれの意見を活かしきることは難しいと思いますが、少しでも生かせればと考えています。

 中でも、高齢者の方の場合はより広域から如何に集まれるか、子供の場合には近くによき理解者がいること、そしてイベントを主催する場合にはいろんな障害を考え、参加者に応じて適切にサポートすることが大切だと感じました。その他にも重要なことがたくさんあると思いますが、先ずはこの3点に力を入れます。

 経験の異なるいろんな方から話を聞くことは、自分の知らなかったことや考えもしなかったことに気づかせてくれます。その中には催しの組み合わせ(山登り後に豚汁とごはん、100円喫茶に脳トレと体操、住民みんなで行う公園の清掃作業等)もありました。組み合わせは一つのイベントを何通りにも広げてくれます。多良地区でも是非検討したいと思います。

 

 

多羅(多良)はどこから来たの・・・?(R06.01.25)

 

 ふるさとタラ、漢字で書くと多良、昔は多羅と書かれていたようです。諸説ありますが古代史日本書紀にも記載されている三韓時代、百済・新羅・任那(韓国では加羅)、その任那の外れにある多羅国から来ていると考えています。多羅の字は、神様や人の名前にも使われていたようです。どのようなことからつけられたかはそれぞれの理由があると思いますが、多羅国の由来は私ながらに解釈しています。日本読みでクダラ(百済)は韓国読みではヒャクサイです。当時、百済は大国でした。そのために大きな国、すなわちクンナラ(韓国で大きな国の意味)とも言われるようになったそうです。そのナラ(国)の言葉が日本で奈良の都(大和の国)として使われるようになったようです。新羅は名前の通り新しい国、加羅は多くの小国が連合国家を形成していたために加羅と言われるようになった。任那にあった多羅国は更に小さな連合集落だと考えられます。

 小さな連合国家、多羅国の政治を現代人が創造することは叶わないと思いますが、今の多良地区と同じように集落ごとに意見を持ち、統治していたことが想像できます。多くの地区でそれぞれの考えを持つことは、多様性にも繋がります。多様性は重要で、企業においても事業継続のため多角化経営を考えるほどです。多様性が力の分散ではなく、議論の場所として、多くの意見を集約し新しい方向を示せれば鬼に金棒、多良地区も名前の通り、多様性に富んだ先進的なふるさとにしたいものです。意見の集約には、立場や経験の異なる人たちが感じたことや言いたいことを示すことから始まります。

 

多良の未来を拓くのは私たち(R06.01.14)

 

 初詣、元旦マラソン、20歳を祝う会、そして新春懇談会等、コロナ禍後初めての新年行事が一巡しました。今日は何もなくのどかな日曜日、快晴の中、情けなくもパソコンの前で考え事をしています(たまには良いかな・・? )。

 小学校の閉校まで後2ヵ月を残すばかり、大切な時期ではありますがその後の形が充分に描けません。未来の扉を開くのは私たち、未来の姿を描くのも私たち、夢を見て色付けし現実するのも全て私たちです。子供任せ、シルバー任せ、ボランティア任せ、そして役所任せでは、多くの人の考えを取り入れ実現することは出来ません。

 複雑な地形に育まれ多様性に恵まれた多良地区には、一見同じように見えますが異なった価値観が存在します。何が良くて何が悪いと決めつける事よりも、違いを理解し融和することが大切です。多様性に富んだ考え方が上手くまとまると予想以上の効果が得られます。地域内に学校と言う名の場所が無くなっても、それに代わる新たな場所が創造できるように頑張りましょう。出来る事、遣るべき事、それぞれの立場で出来る事からまず挑戦。浮かんだことは周りの人へ、まずは声を出すことから始めましょう。

 

 

 久方の元旦マラソンで一喜一憂(R06.01.01)

 

 春と間違えるような暖かな冬空の下、祢冝上自治会では数年ぶりの元旦マラソンを催しました。ルールはいたって簡単、「スピードよりも体を動かし楽しもう」「新年のあいさつを一回で済ませよう」「地内の神社仏閣に初詣」を守ることです。午前10時にコミセン駐車場に集合した老弱男女約85名、こんなにたくさんの方がいたのかと、思わず感激しました。走る若者に腰を丸めた老人、地区内を一周した後には、豚汁の振る舞いにお神酒とつまみ、最後には空くじなしの大抽選会、参加者の数年ぶりの笑顔は余りの変わりようで誰だかすぐには解りませんでした。いろんな企画の中断が余りにも長かったため、手順ミスも多くありましたが住民の笑顔はそんなミスも帳消しにしてくれました。今回の反省を多良地区まちづくり協議会の各種イベントにも生かしたい。

 

 一日遅れのクリスマス会に参加して(R05.12.29)

 

 12月26日(火)、特別養護老人ホーム優・悠・邑とデイサービスセンターえりかの里(関ヶ原町今須)にて合同で開催されましたクリスマス会へ参加する機会に恵まれました。入社したての20歳代以来のクリスマス会で、ワクワクしながらも少し冷めた目で会場へ向かいました。約2時間の内、演歌歌手「山崎ていじ」の歌謡ショーが約60分、挨拶が30分、残り30分が懇談会の設定でした。参加者は高齢で車椅子の方が多く、そのためか静かだった会場も徐々にリズムに合わせ楽しく体を動かす方々が増え熱気を感じました。

 そんな中でも特に目を引いたのは、サンタクロースの衣装を着た従業員の方が床に膝をつき、体の不自由なお年寄りに寄り添い一緒にリズムを取られていた姿です。クリスマス会は若者の特権ではなく、お年寄りや体の不自由な方も一緒に楽しめることを痛感しました。

 数日後に、社会福祉協議会の方から、時地区全体のサロン会を1月24日(水)に計画しており参加しませんかとのお誘いを受け、参加意思を即座にお伝えしました。いろんな地区でいろんな方と意見交換することは、自分になかった何かを見つける良い機会だと思っています。可能な限り参加しまちづくりに生かしたいと思います。

 

研修で山から海へのバス旅(R05.12.13)

 

 師走の10日と11日、自治会長研修で三重県の多気町VISONと志摩市役所を訪問、意見交換をさせて頂きました。VISONは緑の村のようなところに忽然とホテルとショッピングセンターが現れたような場所、そして志摩市はG7サミットで話題になった場所です。どちらも順風満帆のようですが、課題も多いのでは無いかと感じました。その課題は多良地区の抱える課題と似ており、少子高齢化に端をしていますが、それに怯むことなく精力的に出来ることに取り組まれているようでした。VISONではアクアイグナス社が中核となり、多くの企業や優秀な人材を適材適所に配置し結び付けています。また志摩市ではG7サミットに続きG7交通大臣会議を開催し、世界へ情報を発信しつつ、事務のアウトソーシングや学生合宿誘致事業など地元の自然を生かした事業に取り組まれています。視察場所でお会いした皆様は、親切に案内して頂き、またご指導いただき大変有益に過ごさせて頂きました。

 来年3月に学校閉校を控えている私たちにとって、学校跡地利用が地域の核になると改めて感じました。新聞発表にありました平野学園とは互いのメリットを協議し、それぞれの得意分野を活かせれたらと考えています。夢は広がります。

 小学校の敷地には、学校のグランドには珍しい展望台、通行の激しい国道とは異なる長閑な広域農道、更に近くには史跡も多く魅力も沢山、後は情報の発信力と事業の企画力が加われば想像以上の成果が得られると感じました。私たちを育ててくれた故郷を心のふるさとだけでなく、何時でも帰れる癒しの場所にしましょう。 

 

 

 明るい青少年都市市民会議の講演を聴いて(R05.11.30)

 

 11月30日(木)、大垣市役所にて明るい青少年市民会議主催の講演がありました。多良地区からは3名が参加、安永智美(やすながさとみ)氏の講演「救えたはずの命から託された願い ~多機関連携で子どもを守る~」を聴く機会に恵まれました。豊富な内容で、全てをお伝えすることは叶いませんが心に残った言葉は、「加害防止=被害防止」の言葉です。幼少期に受けた虐待やパワハラ体験はその後のいじめやDV等の加害に繋がるとの言葉です。

 私たちが直面する多くの場面では、幼児が虐待やパワハラを受けた後の成長した子どもたちの姿が殆どです。幼少時の被害者の家庭では、しつけと言う名のもとに大人の勝手な思いで、厳しく育てるのが良いとしています。しかし、少子高齢化の現在には被害者に、兄弟姉妹や友達に悩みを話す機械も少なく虐待を受け続けていることでしょう。このような幼少期の虐待やパワハラを無くし、更に成長してからの加害行動を無くす為に、いろんな団体や機関が活動されています。しかし、多くは縦割り組織となりがちで、組織の連携が少なく組織間の隙間も多いと思います。このような縦割りや隙間を埋めることが重要です。一例として、講師の方が取り組まれているサポレンジ―活動について面白くかつ興味深く傾聴しました。

 サポレンジャー活動では、いろんな色の服装(赤、黒、白、オレンジ、ピンク等)で、いろんな立場の方(警察官、先生、保護司、サラリーマン等)が参加し専門知識を活かして、適任者が問題を抱える子どもたちと接し問題を解決する人たちの組織です。このような活動に挑戦するためのキーワードは、先ずは子どもの話をとことん聞いて、話を折らないことだと感じました。言いたくても我慢し子どもの話を最後まで聞くことに、皆様も是非心がけて下さい。話してもダメと諦めさせないで下さい。頭で解っていても実行は難しいと思いますが諦めずに頑張りましょう。

 

児童の通学路の安全を守ろう!(R05.11.17)

 

 今日は11月17日(金)、光の射さない薄暗い朝、登校のため集まった子どもはいつもの半数以下、保護者の方は子どもの安全を考え車で学校へ送られるものと思います。このような情景も当然でしょう。しかし、長靴を履き傘をさし、もくもく歩く子どもの姿は逞しくも微笑ましい。様々な用事の関係で見守りの出来ない日もありますが、元気な限り続けたいと思います。

 私の小学時代は今から55年程前、その時の詳細な風景は思い出せませんが、のどかな多良盆地の風景は心に焼き付いています。家を離れ単身赴任となった時も、周囲を山に囲まれ真ん中を多良川が流れ、そこに多くの谷川が注ぎ込む、こんな地形によく似たところでは何故か心が落ち着きました。子どもたちも今見ている風景が原風景となり、大人になっても心に残ることと思います。良い思い出が多く心に残ることを願って、見守りを続けています。雨の日、風の日、そして雪の日、いろんな悪条件の風景であっても楽しい思い出になることを願っています。まずは、通学路の安全を守りたい。

 

 

秋のイベントも峠が見えたか!?(R05.10.31)

 

 多良地区秋のイベントは野外がメイン、天候に右往左往する毎日、長期天気予報と睨めっこ。そんな毎日から解放され残すイベントは多良峡紅葉ウォーキングのみとなりました。今秋最後のイベントも秋らしい穏やかな晴天で迎えたい、それがささやかな願いです。コロナ禍で内に閉じこもりがちだった方も自然に映える多良峡を、つり橋の上から多良川の流れを、またまたつり橋の袂から対岸の紅葉を、是非眺めてください。新たな発見を約束します。故郷の景色から受ける印象は人それぞれですが、自然のやさしさを感じることは共通ではないでしょうか?また、多くの人との触れ合いも新しい発見との出合いの一つです。こんな方が、こんな子が参加してくれているのかと驚かされます。それぞれの方が、途中チラッと見せる笑顔は私の荒んだ気持ちを和ませてくれます。

 今年度、秋に集中したイベントは多くの方々が会議にて議論を重ね、やっと実現したものです。皆様の努力に頭が下がります。地域の多くの方の努力と汗のイベントを是非楽しんでください。

 

 運動会の成功はみんなの力の結晶です(R05.10.10)

 

 令和5年10月7日(土)、午前に多良小学校の運動会、そし午後に多良地区運動会を開催しました。小学校の運動会は閉校のため今年度が最後、また地区運動会は令和元年度が雨天、令和2年度から令和4年度までがコロナ感染症のため中止していることから、5年振りとなりました。大切な地域のイベントを盛り上げたいとの住民の皆様の熱意が実り、グラウンドの整備から日時の設定に、この人達が協力して頂いたのかと直ぐには思い浮かばない方も日になり陰になり、力になって頂きました。少子高齢化が激しく、高齢化率40%超と言われている地区ではありますが、住民パワーが運動会を盛大に開催し、成功裏に導いたと感激しています。

 午前6時30分からの準備は、前日の児童の協力(テントの組み立て)で思ったよりも早く済み、8時からの人文字撮影では参加者名簿に記入して頂いた方が約220名、これに小学校の児童と先生が約70名加わり、記載漏れの方を入れると目標の300名に届いたと思います。11時過ぎのバルーンリリースでは準備した450個の風船がほぼ配布され、昼頃には同数の参加者に達したと思います。競技では、小学校入学前の幼児から80代の大人までが参加・応援し、晴れた秋の一日を充分に楽しんで頂けました。有難うございました。

 

 今回の地区住民の底力をもってすれば、不可能はない為せば成るとの言葉を肝に、次のイベント「多良峡紅葉ウォーキング」に挑戦します。是非、一緒に歩きましょう。

 

 

 

 ボランティア活動への甘えはありませんか?(R05.10.01)

 

 今日から10月、秋のイベントが目白押し、今年はコロナ明けのムードも重なり、全てのイベントが計画されています。そのためか9月は猛暑にもかかわらず、事前の環境整備やイベントの打合せが毎日のように実施されました。しかし、少子高齢化が著しい多良地区内では活動を支えるボランティアの方も、同様に高齢化し無理がきかない状況です。ボランティアの美しい響きに惑わされる私ではありますが、参加者の意見が反映されず主催側の一方的な押し付けがあるのではないかと悩んでいます。10月に予定されているイベントは、5日に中学校の体育祭、7日に多良小学校と多良地区の運動会、8日9日は大神神社の秋まつり、15日はコロナワクチンの集団接種、16日は彰忠碑の剪定、28日はもんでこかみいしづ、9月23日~11月5日間に9回閉校モニュメント作成のための陶板窯焼き、イベントをスムーズに実施するための打合せは更に多く行われています。

 これらイベントを支えて頂いてるボランティア皆様の意見が、次回のイベントに生かされることを願っています。活動を支える皆様の好意に答えられるように頑張りましょう。イベントの少ない時期に慰労会を兼ねて意見交換会を行いたいと考えていますので、是非参加し、忌憚のないご意見をお願いします。

 

 多良小学校、最後の運動会を盛大に!(R05.09.17)

 

 9月16日(土)午前8時、多良小グランドに55名の雄姿が勢揃い。みんなの願いは、地域を150年間にもわたり支えてくれた学校への感謝の気持ちです。例年になく雑草の成長が激しく、9月上旬に実施された親子奉仕作業では除去しきれなかったグランド内、特に競技が行われるトラック内だけは何としても草を除去したい。雲の無い晴天で、参加者の体調や作業の進捗を心配していましたが、杞憂に終わりホッとしました。

 ありがとう!多良小学校、そして地域の皆さん。運動会では、草の無い奇麗なトラック内で思いっきり楽しんで下さい。そして、午前8時の「人文字撮影」と11時の「バルーンリリース」には、是非参加して下さい。昔は2クラス、80人もの児童がいた学校も、今では全校児童60人足らず。小さな人文字を住民の皆様で支え、力強い人文字を未来の人たちに伝えよう。 

 

 災害防止は自ら行動が基本 ‽(R05.09.14)

 

 9月1日は防災の日、8月30日から9月5日は防災週間、そして9月は防災月間です。105年前の9月1日に関東大震災が起きたことに起因しています。多良地区まちづくり協議会では今年11月18日(土)に、清流の国ぎふ防災・減殺センター「げんさい楽座」(岐阜県と岐阜大学が共同設置した防災・減災に関するシンクタンク組織)から防災講習会開催の誘いがあり手を上げてお願いしました。講習会は上石津農村環境改良メインセンターでワークショップ方式による研修を計画しています。詳細は、決まり次第ご連絡致します。

 先立つこと9月9日(土)、上石津防災士会時多良合同部会で海津市南濃町のさぼう遊学館と羽根谷だんだん公園で研修を実施しました。羽根谷は養老断層上にあり古くから土砂災害が多く、明治の初めにオランダ人技師の指導で作られた巨石によるロックフィールド式の堰堤が2ヶ所あり大変見応えのある景観です。更に、9月10日(日)には、大垣市荒川の衛生センターにて大垣市消防団の市長による検閲式に参加しました(新聞記事にも掲載)。暑い中、団員のきびきびした行動を見学し頭が下がる思いでした。

このように一見、異なるように思われる2日間でしたが、見方によっては類似も多く見られます。災害から逃れるには、日頃の防災シミュレーションに心がけ、様々な現象に対し適切な対応を皆で考えておくこと、そして、自分のところには起きるはずが無いとの油断をしないことが大切に思います。

 

敬老とは老人をうやまうこと!(R05.08.30)

 2学期の始業式は8月29日(火)、異常気象に翻弄された夏休みも終わりました。9月18日(月)は祭日敬老の日です。かつて、敬老の日には地区を挙げての祝賀会が催され、お年寄りが一堂に集い、互いの健康を讃え長寿を祝ってきました。このような集いはいつの間にか過去となり、社会福祉協議会や連合自治会より配布される祝い品が長寿の方に贈呈され、地区挙げての祝賀はなくなりました。細々と伝統を守り継続されている自治会や祝賀品を配布するだけの自治会まで様々です。このような状況を鑑み、新しい形を考えて頂きたく今年は祝賀品金額を各自治会に助成することに致しました。どのような使用方法が考えられるか解りませんが、今年度の状況を参考に、来年度は一歩進んだ「敬老」を皆様と共に考えていきたいと思います。

 また、ここ数年間、休会となっていました多良地区まちづくり協議会福祉部会も再開しました。まだ、少人数メンバーでの再スタートですが、敬老会のみならず、子どもから老人までの幅広い福祉を考えていきたいと願っています。皆様のご支援をよろしくお願いします。

 

 

お盆の迷走台風は大変迷惑です!(R05.08.15)

 

 夏休み期間中の大切なイベントは、ラジオ体操に美化運動、そして盆踊りに地蔵盆と続いています。住民にとってはいずれも大切な思い出の泉、出来れば華やかな風景を醸し出したいと思いますが、みんなで練った計画を一瞬に壊すのが迷走台風です。遅い速度に不純な方向、今年の台風6号と7号は、住民のみならず多く旅行者にも禍をまき散らします。多良地区にとっては何といっても台風7号、遅い速度は上陸日が13日から15日に掛けて、迷走は上陸地点が東海から中国地方までと、いつどのような災害がどこで起きるのか判断が難しい。

 多良小学校最後の年、令和5年度、住民皆様で楽しく笑顔で送り出したいとの思いで、数年ぶりの盆踊り大会に挑戦しましたが、残念ながら中止になりました。残り少ないイベントの中で、笑顔で閉校を送り出したいとの思いもチャンスは限られています。皆様の大切な時間ですが、多良地区の思い出作りに、是非ご協力をお願いします。次のチャンスは、10月7日の小学校運動会と地区運動会の協働企画、天に祈るばかりです。

 

梅雨が明け盛夏全開、イベントも全開(R05.07.31)

 

 今日は、はや7月31日、7月は夏と秋のイベントの打合せが多く、会議が27回、イベントが4(消防操法大会、歴史案内の会岡崎研修、モニュメント陶板素焼き準備、地区美化運動)でした。極めつけは、単位自治会主催の美化運動は、美化運動では防災訓練を兼ね、朝7時に電話し何分で集合できるかを調べる参集訓練、ちなみに祢冝上自治会では15分程度でした。その後、2時間弱の清掃活動を行い、その後、自衛消防隊は消火設備の点検、女性防火クラブ隊は炊出し訓練を実施しました。40℃近い暑さの中での草刈りは、翌日の筋肉痛を伴いました。

 8月14日には、数年ぶりの多良地区盆踊り大会を計画、10月7日には小学校運動会に地区運動会を計画、久しぶりのイベントにまちづくり協議会挙げて全力を注いでいます。特に、今年は来年3月末で閉校となる多良小学校最後の年、各イベントの中に、閉校に関する項目を入れ、皆様の思い出に残ることを願っています。暑さに負けず、忙しさに負けず頑張りましょう!  

 

 

消防多良分団ここにあり❕(R05.07.02)

 

今日は風が強いものの久しぶりの晴天、大垣市消防操法大会が開催され多良分団も団員の熱意でエントリーされました。多良分団は数年前に県大会に出場した経緯を持つ強豪、郷土の誇りです。多良分団は消防操法のみならず、先日見学した水防工法大会でもテキパキした動きで他分団をリードしていました。出場選手をサポートする分団員もまずは怪我が無いようにとの言葉、でも本心は、出来れば多良分団をアピールしたいとの気持ちが伺えました。

 操法の出場順番はエントリー12チーム中4番目、テキパキした動きで卒なくこなされました。操法終了後の表彰では日新分団の優勝が報告され県大会出場へ、個人賞として1番員の桒原利之さんが表彰されました。個人賞は優勝チームの日新分団がほぼ独占する中、1番員のみ多良分団、日頃の苦労が報われた思いの多良分団でした。 

 

 

 

  

第8回学校跡地利用検討プロジェクト会議に参加して(R05.06.23)

 

 上石津地域学校跡地施設のサウンディング型市場調査結果及び事業提案型一般公募について、昨夜、大垣市上石津地域事務所職員より説明を受けました。

  第1回多良小学校跡地利用検討委員会会議が令和3年9月に開催され、各地区でも会議を重ね要望書として、令和4年6月に大垣市長に提出されました。多良地区では、10年以上前から市へ要望してきた調理施設のある公民館としての利用や老朽化した上石津図書館の移転を要望してまいりましたが、市の説明では、図書館の雨漏りと空調の修繕は終了し、多良公民館は上石津農村環境改善センターに指定されているとのことでした。私たち住民が長時間を掛けまとめた要望内容はどこへ行ったのかあやふやのまま。跡地利用について多くの要望を入れることは、企業誘致にとって不都合なことかもしれませんが住民の意見を無視する市の考えには同意できません。調理施設のある公民館として活用できないのならば、調理施設を別途考えて欲しい。

 今後のスケジュールとして、令和5年7月にプロポサール方式により事業提案型一般公募を開始、10月に審査し相手先を決定、12月に優先交渉権者による地域説明会の予定です。

 大垣市職員の研修計画では、「職員は、全体の奉仕者として高い倫理観を持ち、使命感と責任感のもと、まず、自らも地域の一員であるという認識に立ち、市民がどのように考え、何を望んでいるか、市民と協働しながら的確に把握し、政策につなげていくことしが不可欠です」とあります。

 憤りを感じるのは私だけでしょうか?

  

 

  梅雨晴れ一週間の出来事(R05.06.22)

 

今日は梅雨らしく本格的な雨、久しぶりに畑から解放されてパソコンの前で、一週間を振り返っています。

6月15日()まちづくり協議会総務部会、16日()大垣市社会福祉協議会評議委員会、17日()大垣市少年の主張大会と上石津防災士会役員会、18日()早朝新緑ウォーキング大会とコロナワクチン集団接種、19日()多良小閉校記念モニュメント陶版作成準備と集団がん検診、20日()まちづくり協議会スポーツ文化部会、21日()上石津見守りネットワーク会議と続き、今日(22日)夜には上石津学校跡地利用PJ会議が予定されています。私感ですが行事に参加し、いくつかの新たな発見がありました。

1つめは、少年の主張で発表された5名の中学生からです。自分の考えをしっかりと持ち、聴衆に語り掛けられていたことです。自分の成長と周囲の人たちとの関係、これからの学校教育の在り方、一方的なネット社会(SNS)の怖さ、自分に対する戒め、障害は優劣を決めるためのものでは無くそれぞれが持つ特性のひとつであるなどが主張されました。受けた感銘を簡単には語れませんが、機会があれば直接参加し聞いて下さい。新たな発見に出会うこと間違いなし。

2つめは、見守りネットワークでの高齢者への対応方法です。多良地区は、谷川が多く集落が河川によって分けられ孤立しやすい地形です。また近年、少子高齢化が急激に進み、高齢者が高齢者を介護する。高齢者が高齢者を見守る。そして、中心となって頂いている民生委員は、自分の地区のみならず広範囲に数地区を巡回しなくてはならず、どのような状況で生活されているのか想像すら出来ない。また、受け継ぐ情報は、前任者や自治会長の主観が入り、内容に差が生じているのではないか?との感想を聞きました。

3つめは、早朝ウォーキングについてです。多良地区では初めての試みで、午前6時スタートに人が集まるのか?と疑心暗鬼、実際にはスタッフを含め約120名が参加しました。参加者には女性や子供が多く、多良地区にもこんなに元気な一面があるのだと痛感しました。ある方に聞いたところ、女性の間ではウォーキング熱が高く、ウォーキングしている方はほとんどが参加されていますとのことでした。また、子どもの参加は、両親の参加を促し、全体に年齢を引き下げてくれました。行事を企画するときには、参加する方の立場や趣味を理解するのが肝要と感じた次第です。

 

雨のち晴れ?(R05.06.11)

 

 今日は待ち遠しかった日曜日、でも、天気予報は一日中雨予想、最近の天気予報は当たり過ぎ、今日は外れても良いのに・・・。

そんな事を考えながら、来週日曜日の「多良地区早朝新緑ウォーキング」(6時スタート)の天候を気にしています。会場のメナードカントリークラブ西濃コースを視察させて頂きました。フェアウェイの芝生は良く手入れされグリーンと間違えそうでした。一番日の長い季節を選び、ゴルフのお客様よりも先に歩くコースは格別です。足腰に自信のない方は自分のペースで散歩だけでも良いと思います。山の中腹から朝日に照らされた多良盆地を眺めることは何度も経験できることではありません。ゴルフに興味のない方もこの機会に、是非参加し経験して下さい。ウォーキング後の抽選会も当選の確率がかなり高そう!

今回の新しい企画は、コロナ感染症にも影響されにくい広々とした外での開催、これからも課せられた試練に負けることなく挑戦しますので、皆様のご支援をお願いします。

     

 安心安全は自ら守ろう❕(R05.05.31)

 

 毎日をつつがなく過ごしている私たちには、安心安全がどのように維持されているのか身近に感じることが出来ません。そんな中、5月末に安全に関するイベントが多く開催されました。

 23日()には上石津町消防団と連合自治会との意見交換会、28日()には大垣市水防団(水防団員は消防団員が兼務)による水防工法演習、29日()には多良地区避難所運営委員女性委員を選出する会議が開催されました。この間、27日()には祢冝上地内の空家で泥棒被害が発生しました。身近に起きたこれらの事柄で、私たちの安心安全は多くの人に守られてはいるものの、これで充分とは言えません。最後は私たち一人一人が関心を持ち、注意を怠らないことが必要です。一人暮らしの方も、大家族の方も何か変と感じたことがあれば、周りの人に言葉を発して下さい。会議で養老署の方が、緊急の場合は遠慮なく電話110番をお願いします。養老署へ電話をするよりも対応が早いとのことでした。安心安全は、みんなの力と自分の努力で構築しましょう。

 

【コメント】

消防団との意見交換: 上石津町の少子高齢化は、高齢率は40%以上、出生数は10名程度です。団員の確保はままならず任期を延長して対応して頂いています。また、先日発生した南部自治会での火災では、上石津地区は簡易水道のため消火栓からの出水が悪いとのことでした。

水防演習: 揖斐川に近い市街地に比べ、水防意識は低いと思われますが、工法のスビートと美観はトップクラ

スでした。

女性避難所運営委員: 女性の防災意識は高く、責任者選任では、前ケ瀬、西山、奥、谷畑の方に自主的に気持ちよく引き受けて頂き、市へ提出の委員会名補に記載させて頂きます。

泥棒に注意: 時地区から発生し、多良地区に移動し始めた泥棒行為は、現在のところ空き家が対象で、事前に

下見を行い、ガラスを割って開錠、流し場に置かれている包丁を手元に置き、住民に見つかって

も良いようにしてから周囲を物色していると思われます。発見も大切ですが身を守ることはもっ

と重要です。

   

 

 

学校跡地利用はどうなるの?(R05.05.21)

 

 上石津町の4小学校は、来年3月末を以って閉校となります。そのために、住民の皆様は学校跡地利用について大きな関心を抱いています。住民にとっての有効利用とは、どのような形なのでしょう?現在の小学校建設時は、単身赴任真っ最中の出来事で、詳しくは解りません。立地場所と敷地面積から思うに、多くの住民の努力と期待が融合した結果だと思います。建設当時は上石津町の所有だった敷地建物も現在は、大垣市所有となっています。

 跡地利用の検討は令和3年初めからスタートし、各地区の意見を集約してきました。また、昨年秋には廃校となった学校跡地4か所を多良地区まちづくり協議会で視察研修会を、今年1月には参加者の意見交換会を実施しました。一方、上石津まちづくり協議会と4地区の連合自治会では会議を重ね、昨年6月に4小学校の跡地利用について要望書を市へ提出しました。その後、上石津地域事務所が窓口となりサウンディング調査が行われてきました。

 閉校の説明を聴いてからかなりの日数が経過しています。学校は地域の礎です。より速く正しい情報が必要ではないでしょうか?それとも、結果が解るまで静かにしていることが必要なのでしょうか?いつでも気軽に発言できる場で、多様な意見を交わすことが地域の活力になると思います。

 

 5月には学校と保護者の方の活動として、プール掃除、親子奉仕活動(校庭や敷地周辺の草刈り)、多良地区の廃品回収等が実施されました。多くのボランティアの方の協力も頂きました。閉校後の利活用が決定するまでの敷地管理は誰がするのでしょうか・・・・?

  

 

ゴールデンウイーク明けは過酷な毎日 (R05.05.14

 

 4月29日()から始まった9連休も5月7日()で終わりました。連休中は子供や孫の世話、体が中々起きてくれない連休明けは、「もんでこかみいしづ役員会」「連合自治会定例会」「大垣市社会福祉協議会総務部会」「多良小通学路点検」「樫原山城整備」「上石津防災士総会」「祢宜上自治会定例会」が続きます。

 いずれの会議でも、数年間のコロナの影響が見られ、イベント内容は中々元に戻りません。そんな中で、委員の方は以前の賑わいを取り戻そうと努力して頂いています。コロナ感染症は2類から5類に格下げされましたが、感染症が無くなったわけでもありません。当面、イベントの計画には注意を怠らずに臨みます。みんなの笑顔を胸に、より多くの方の参加を期待しています。

【追伸】

5月15日()10時から「上石津町社会福祉協議会総務部会」19時から「多良小学校支援ボランティア総会」に参加しました。いずれの会も飛地の課題を抱え、四苦八苦しています。ご支援をお願いします。

 

 

 

 

4月は団体の会議や総会が花盛り(R05.04.30)

 

 4月に入り各種団体のメンバー交代や新年度の行事計画立案等のため会合が増えています。また、団体によっては早くも総会が開催されました。今週では、火曜日に多良地区の「社会教育推進委員会議」が、水曜日に「大垣市食生活改善協議会総会」と「多良地区まちづくり協議会防災&生活安全部会会議」が、金曜日には「大垣市赤十字奉仕団総会」が開催され、前年度報告と新年度活動計画の説明が行われました。大垣市の団体総会は、来賓や参加者が多く討議よりも報告が主な内容でしたが、多良地区の会議では昨年度の報告よりもむしろ新年度のメンバー確認と行事計画における討議が多く見られました。多良地区の今年度行事計画では、コロナ後の行事再開と小学校閉校に関する行事への参加協力が中心になると考えています。

その中で特に注目すべき意見は、多良地区の現状についての問題点でした。多良地区では誰もが認める急激な少子高齢化、それに起因する役員の成り手不足と団体消滅が顕在化していることです。中々名案は浮かびませんが住民にとって避けることはできません。時間がかかろうとも取り組むべき最重要事項と考えていますので、今後もご協力をお願いします。諦めたら終わり、何か方法があるのではないか・・・?

 

そして、多良地区まちづくり協議会では、大垣市や上石津の福祉だけでなく、多良地区における福祉の在り方を考えたいと考え、少人数ではありますが「福祉部会」を再出発させます。住みよい地域を目指し、ご意見をよろしくお願いします。

 

 

故郷は誰のもの❓(R05.04.23)

 

 私の同級生は、小学校と中学校が同じ、中には保育園から同じです。入学した小学校は今の彰忠碑の場所にあり、多良の中心でもあった(道路の南側には役場に農協や交番、南には大神神社、西には中学校と陣屋跡)。通学は当然徒歩、多良盆地を貫く大川にほぼ並行して走る県道を周りの景色を見ながら登下校する。目にする景色はいやがうえにも脳に焼き付く、これが故郷。70歳を超えた今も当時の景色が記憶に残る。

 中学を卒業し、高校、大学、就職と都会を目指し転居を続けたが心に残る原風景は多良盆地、同じような景色の中では気持ちが落ち着き、開けた土地はどこか殺風景で落ち着かない。同級生のみんなも良く似た感情を持っていると思う、そう願いたい。だから、多良に残った同級生は、いつまでもどんな時でもみんなを楽しく迎えたい。家族は勿論、田舎に残るものの宿命と思う。

 

 そんな訳で、同級会を良く計画します。以前は、子どもに手がかかるから欠席しますとの連絡を受けたが参加者は30名を下回らない。次には子供の結婚で手が離せない、更には、両親の面倒を見ないといけない、更に年を重ねると、夫の体調が悪く欠席します。最近では、自分の体調が悪く参加できません。数年前には大型観光バスで一泊旅行、日帰りの食事会では参加者30名以上は当たりまえ(同級生は75名以上)。それが今では11名となってしまった(今年4月の一泊旅行、テーマは桜を見よう)。でも続けたい、参加する人が楽しいと思う限りは! 次回は、近場で宿泊でも日帰りでもどちらもOK、そんな融通の利く企画を考えます。

 

 

 

統一地方選挙の合間はボランティアを!(R05.04.22)

 

 4月は新年度のスタート月、組織のメンバー異動も多い。従って、4月は会議やプレイベント真盛りとなります。更に今年は、全国的な統一地方選挙があり例年よりも何かと忙しく、特に、田舎では田畑の準備が始まり何かと忙しく、ボランティアどころではありません。しかしそんな中でも、多良まちづくり協議会では皆様の予定の合間を縫って着々と計画を進めています。

 私の行事では、1日()大垣市自治功労者表彰、2日()多良春祭り、3()上石津連絡協議会、6日()多良連合自治会、8日()祢宜上自治会、9日()県会議員選挙、10日()多良戦没者慰霊祭、14日()多良社会体育推進委員会、20日()多良広報部会、21日()廃校モニュメント作製準備、22日()城ヶ平山城整備、23日()市会議員選挙、25日()多良社会教育推進委員会、26日()大垣市食生活改善委員会と多良防災&生活安全部会、28日()赤十字奉仕団総会、この合間に自分のしたぃ仕事とリフレッシュを行います。

 

 私のリフレッシュは、4日~5日及び19日~20日に飛騨酪農組合を訪問し感じたこと報告します。リフレッシュか仕事か???? 多良地区と似ている高山の風土が心地よい。周囲から隔絶された郷土に根付く人々の忍耐強い考え方、そんな空気が私を包み込みなんとも言えない幸福感に浸る。時間に縛られない自由な時は鍬を振るって畑を耕し草を取る。4月は自慢の畑ですが数か月後には雑草に覆われ、道路から見える場所のみ優先的に草取りするも7月頃には音を上げる。でも、そんなことの繰り返しが私のリフレッシュです。

 

 

多良地区まちづくり協議会 新年度の活動を開始(R05.04.14)

 

 4月14日()19時30分から上石津地域事務所にて、新年度社会体育推進員会の会議を開催し、新役員4名(会長、副会長、書記、会計)を選任し、新年度の体育推進に関する地区行事計画を確認していただきました。コロナ感染症のため、ここ数年間は行事の中止が続き、昨年末にようやく再開したところです。今年度は、野外活動を中心に据え、感染症蔓延にも対応できるよう検討をして頂けるようにお願いしました。

 社会体育推進員会は、当協議会の中では最も若い方の会で、少子高齢化が進む地区に新たな活力を吹き込んでいただけることを期待しています。まず、最初の行事は「早朝をウォーキングで体力づくり」を合言葉に、メナードカントリークラブ西濃コースを駆けることを計画しています。見晴抜群の芝生の上で多良盆地を眺め、地区のすばらしさを再発見してください。

 

 

令和54月10日 春の彰忠碑慰霊祭を遂行(R05.04.10)

 

 選挙翌日の4月10日、快晴無風、まさに春爛漫、奉賛会主催の戦没者慰霊祭が三輪宮司様のもと厳かに催されました。境内は遺族会員の方が毎月清掃されていますものの、戦後80年弱が経過し、戦争を知らない私たちが殆どとなり悲惨な戦争の記憶を伝承するにもままなりません。更に、今年からは森林組合の倉庫が撤去され、見通しが良くなった替わりに清掃範囲は広くなりました。奉賛会では、従来樹木の剪定のみを行っていましたが、今年からは草刈りも行う予定です。

 記憶の伝承や清掃活動等、ボランティア活動には事欠きません。活動にご協力いただける方は、是非、ご連絡ください。

 

令和5年4月 統一地方選挙がスタート(R05.04.09)

 

 昨日4月9日()、岐阜県議会議員選挙が行われました。大垣市上石津農村環境改善センターにて投票所が開設されました。期日前選挙は先立って、4月1日から4月8日まで実施されました。今回の選挙で、初めて立会人に任命されました私は、6時30分までに会場に集合とのことで、朝5時に起床、朝食を取り準備万端で6時10分に会場へ向かいました。会場準備後、選挙が7時開場、ここからが大変、立会人2名で交代しながらの休憩と食事を取りながら、20時まで椅子に座って投票箱とのニラメッコ、体力勝負でお尻の痛さと我慢比べ、選挙の裏で、こんなことが行われているとは知りませんでした。会場の担当者は、立会人以外に、7(1名は休憩)の職員が必要な様でした。多良地区には、このほかにも西山投票所(時間は7時から19時)があり何人かの方が行かれているとのこと。投票が終了する20時に投票箱と選挙道具を入れたジュラルミンケースを大垣城ホールまでタクシーで運ぶ、早くて80分間。自宅に戻ったのは21時30分頃でした。

 伝統を継承することも重要だと思いますが、少子高齢化の進む現在、選挙の在り方を再度考えることも大切だと感じました。

 

 春爛漫、今日は春祭り(R05.04.02)

 

 4月2日()、今日は春祭り、快晴で風もなく温暖、例年なら子供たちが野原を駆け回るそんな一日が、ようやくコロナ禍から解放されたのに住民の心は一つになりきれません。未だ、スッキリしない私たちですが一人一人が出来ることをやろう、遣っていれば誰かが気付いてくれる。がんばろう、一人一人が出来ることを!

 春祭りに先立って、3月29日、多良小学校閉校記念事業実行委員会の経過報告会を行いました。それぞれの部門担当者が現在までに出来るだろうことの報告がなされ、努力の成果が垣間見られました。150年を経る小学校の閉校記念誌発刊には小学校教員と同窓会を中心に、閉校記念モニュメント作製にはまちづくり協議会メンバーと多良地区のスペシャリストが協力して、記念式典では小学校教員に連合自治会が協力し、利用可能なすべてを出し切るよう努力して頂いています。それぞれの取組が具体的になり次第、住民の皆様にもご協力をお願いします。

 

 

4月1日は年度初めの第一歩(R05.04.01)

 

 4月1日()10時、スイトピアセンター文化ホールにて県事務所及び商工会議所等から来賓を迎え大垣市功労者表彰式が行われました。受賞者の方には、三輪實氏(岩須農事改良組合長)、川添千秋氏(民生児童委員)、佐古吉秋氏(消防団多良分団長)の名前があり、初めて参加した私ではありましたが身近に感じることが出来ました(ほかにもいらっしゃいましたらお詫びします)。天気も快晴25℃を超える温かな日、いつもなら桃と桜の開花が異なるのに、レンギョ、チューリップ、ボケそしてツツジまでも一度に開花し、受賞者の方の長年の苦労を皆で祝福しているようです。受賞、おめでとうございます。これからも地域の発展にご協力ください。 

 

 

令和5年度 大垣市消防団入退団式へ参加して(R05.03.26)

 

 小雨の中ではありますが桜花は8分咲き、そんな中3月26日午前10時から福祉会館5階にて消防団入退団式に参加しました。私にとっては初めての参加ですが、多良分団で自分や家庭を犠牲にしてでも頑張っておられる28名の隊員の方に、敬意を表し参加させて頂きました。今年度は4名の方が退団、1名の方が入団、定員割れとのことで期待に応えられず残念!何とかしないと!

 隣に座られた市中心部の自治会長さんに「団員の確保は上手くいっていますか?」との質問をしたところ、「以前と違い、サラリーマンが多くなり没交渉で減少の一歩です」とのことでした。消防団の幹部の方を見てもかなりの年齢、多良分団の隊員の顔が瞼に浮かび、なんと若々しいことか!

 悩むことはいつでもできる。今を直視し、これからを見つめよう!皆様が推挙していただいた方へのアプローチ方法について、一度、意見交換をしたいと思います。入団を躊躇されるには何らかの問題があり、私たちの説明が適切ではないのではないかとの反省もあります。時代の流れにするのではなく、お互いが新しい価値を見つけられるようにしましょう。

 退団の土方喜樹さん、伊藤公之さん、三輪哲也さん、お疲れ様でした。入団の吉岡史光さん頑張りましょう。

 

 

多良に春を伝える植樹祭に文化祭(R05.03.11)

 

3月を通り越し4月のような暖かな土日(31112)に、住民の希望を集め上原農村改善センターにて多良文化祭が、馬瀬コミュニティセンターにて花桃植樹祭が開催されました。

植樹祭は、獣害対策のためのワイヤーメッシュの折り曲げや異形鋼の配布を一週間前に行い、当日土曜日の午前には植樹場所に苗木、肥料、道具等の配布を行い、午後130分からの本番に備えました。文化祭では、前日の金曜日午後から会場設定や展示品の搬入と掲示を行い、翌日からの本番に備えました。いずれの作業も綿密な計画に乗っ取り、無事当日を迎えることが出来ました。植樹された方のみならず多くのサポーターにより、無事40本強の花桃を植樹しました。

文化祭では延べ300名超の方にご鑑賞いただけました。予想以上の人出に、住民の皆様の関心の高さを痛感し、来年度はより楽しい植樹祭と文化祭を目指したい。

 今年は、コロナからもとの日常生活へ戻る時期だとは思います。しかし、多良地区にとってはそれ以上の大きな曲がり角の年でもあります。即ち、一年後は地区から学校が消える、しかし、学校と言う名前がなくなっても、多良に生まれ育った私たち、多良を旅立った多くの人たち、更に、自然を求め多良を目指してきた人たちそれぞれの方が、学校と言う名前が消えても新たな学びの土地を創る出発の年ではないかと思います。

 

 まけるな多良人!! 

 

 

 

日本太鼓ジュニアコンクール大会(R05.03.09)

 

 3月9日、第25回日本太鼓ジュニアコンクール出場壮行会が上原の農村環境改善センターで上石津連合自治会主催により開催されました。この大会は25回目でありますが出場10回目の記念すべき大会です。実に40%にもなり、実力は想像を絶するものがあります。

練習を見学させていただいた感想では、事前の体をほぐす柔軟体操で見せた体の柔らかさ、加えて小学校低学年から40歳超(間違っていましたらすみません)と思われる方まで幅広い年齢の皆さまが参加されおり、もんでこ太鼓の強さの源泉を垣間見たように感じました。硬い体では早いリズミカルな動きは困難で、低学年から長い年月を継続する練習も必要だと感じました。勇ましい太鼓の音が心地良い壮行会でした。

壮行会にご出席を賜りました議員様やご家族の皆様、私たちも負けずに出来ることから頑張りましょう。

 

 

みんなのために (上石津学園開校に向けて)(R05.03.03)

 

 いろんな場所で、だれだれのためにとの言葉を良く聞きます。なるほどと頷くものの、ちょっと待てとの囁きがどこからか聞こえてきます。本当はみんなの為を口実に、自分のためではないのだろうか?

来年、4小学校と1中学校が一つとなり開校する上石津学園は住民の皆様の期待をのせて気持ち良く離陸できることを願っています。歴史や地形の異なる地区が一つになること、また、外見はほとんど同じに見えても、年齢や経験も様々な住民が一つの学校に集結こと、十人十色、抱くイメージはそれぞれ異なり、大変なことと思います。

違いを見つけて議論し無くすことも必要ですが、大切なことは上石津学園で学ぶ子どもたちの教育だと思います。教えること育てることが可能な学校になればと願っています。スクールバスでの通学、より多くの友達と新しい場所で受ける授業には、様々な課題と試練が発生するでしょう。試練が持つマイナスの面だけでなくプラスの面も評価しないと前には進めません。試練から逃れるのではなく試練に立ち向かう姿に上石津町の未来が開けると思います。新たな試練に立ち向かおうとする子供たちにエールを送りたいと思います。

 

 

私の多羅城(R05.03.02)

 

 明智光秀は多羅城生まれとの由緒ある文献があります。また、安土桃山時代には関一政が美濃国多羅藩主ともあります。では、多羅藩や多羅城はどこなのかとの議論が噴出しますが、ここがそうだとの確証はなかなか掴めず、気持ちもスッキリしません。そんな議論はありますが、私には「への河童」、小島よしおの「そんなの関係ない」です。私的見解ではありますが、多羅城は多良盆地全体であり、本丸は陣屋跡(江戸時代以降は城ではなくて陣屋という)、その陣屋の周りに出城が複数配置され、盆地全体が要塞化されたのが多羅城だったと考えています。従って、行政から認定されている山城二ヶ所以外にもまだまだ見つかると密かに思っています。

 大陸や韓半島(中国・韓国)では、城とは地域全体を石積みで囲む壁を城と言うそうです。日本人が城としてイメージする何層もの屋根を持つ城郭は宮と言うそうです。多羅城もまさに地域全体だと思います。盆地を囲む山並みが石積みであり、城壁に変わると想像しています(万里の長城には程遠い)。山城については、25年ほど前に、各務原市在住の熊澤喜三郎氏が調査され、県指定の城ヶ平山城とそっくりな図面を書かれています。この図面には、さらに山城の周りに曲輪や堀が加わっています。同氏によれば、上原と前ケ瀬の間にも上原城を確認したとし図面を頂いています。公認を得ている訳ではありませんが、調査する価値は充分にあると思っています。

 私たちが描く城という概念は、意外と新しい。戦があれば砦をきづき、戦が終われば放棄される。そんな小回りの利く施設だったのではないでしょうか?従って、意外な場所で発見されても驚きません。公認されていない新たな山城を、住民皆様の熱意と努力で見つけたいものです。そして、多良盆地の昔の姿を掘り起こしましょう。

 

       城ケ平山城の図面                     上原城の図面

 

上石津学園検討プロジェクト会議の進捗状況(R05.03.01)

 

 2月28日、上石津地域事務所にて上石津町4地区の約30名のメンバーと行政9名が出席し会議が開催されました。会議では、開設準備委員会から、「スクールバスについて」「校章デザインについて」「グランドデザインについて」「校舎整備計画の進捗状況について」「給食の提供について」等が報告されました。また、勉強会として、顧問の小川和彦先生から羽島中校区の実例(学校支援のあり方等について)の発表がありました。

 スクールバスの運行については手直しもあると思いますが、バス停はほぼ決まり、多良発便ではバス通りの上多良・松ノ木・宮・祢宜上・下多良に加え、時発便では前ケ瀬・上原の計7ヶ所です。出来るだけ全員着席で考えて頂けるようです。また、校章は応募の中から11点の最終候補が選ばれ、上石津町内の住民による投票で決定することになりました。校舎の改築も長期休み期間を利用し進められています。給食設備の老朽化にともない、給食提供は南部学校給食センターからの配送となります。教育の基幹を成すグランドデザインでは、教育目標は「きづく・うごく・みがき合う」で特色ある教育が受けられます。

 開校前で、具体的に感じることはできませんが、あと1年、後悔先に立たず、出来る事はやっておきましょう。

 特に、低学年のバス停までの通学、バス移動、一之瀬バス停から学校までの通学路での危害分析をしておきたい。従いまして、例年実施しています通学路安全点検(例年、5月連休明けに実施)では、現在の多良小学校の通学路は勿論、1年後に通学するであろう自宅からバス停までの安全を確認したいと思います。

 

 大人だけの考えではなく、子ども視線を考慮する、また、将来の子どもの姿も考えたい。多良小学校は、岐阜県の中でも健康優良校として何度も表彰され、学校には健康優良像もあります。良い伝統は未来の子どもにも伝えたいものです。  

 

 

地域の福祉を進めよう(R05.02.28)

 

 多良地区には自治会が16団体あり、民生児童委員が8(主任を含む)に福祉推進委員が18名います。この三者で地域の福祉を守っています。福祉の対象者は、子どもから高齢者までのすべての人が対象です。しかし、少子高齢化が40%を超える多良地区では、福祉を支える元気な方よりも支えてほしい高齢者の増加が激しく、どうしても一人暮らしの高齢者が中心となりがちです。健康に不安を抱える人たちや小さなお子様には手が行き届かないのが実情です。そんな中で、私たちは上述の三者の方に福祉を委ねています。従いまして三者の情報交換による意思疎通が欠かせません。

 上石津町には上石津地区社会福祉協議会があり年二回の三者会議を行っていますが、異なる地区の福祉を担うには充分とは言えません。そこで諸事情により休会中の多良地区まちづくり協議会福祉部会を再開し、多良地区により適したこまめな福祉を作り上げたいと考えています。新年度より再出発を計画していますので、是非、ご協力をよろしくお願いします。まずは、一月に実施しました多良地区三者会議のワークショップ(テーマ:「少子高齢化における福祉の在り方」)で挙げられた意見を基に、協議したいと思っています。難しい課題が多く存在しますが、”出来ることをやろう”を合言葉に前に進めましょう。  

 

ふるさとは石積みのまち(R05.02.20)

 

 田舎を歩いていて良く目にします。今まで気付かなかったが、なんと石積み(石垣)が多いこと。いつ頃から増えたのか解りませんが、交代旗本高木家の陣屋跡の壮大な石積みに始まり、いたるところで目にします。最近気に入っているのが、松ノ木地区田村の石積み、下多良地区八幡神社の石積み、祢冝上地区大嶽家の石積みです。これら以外にも神社や住宅の周囲に多くの石積みが見られます。イメージ的には、城の城壁や山城の石積みを思い描きますが、城の石積みは戦国時代末期からのものが殆どです。多良に残る石積みの多くは江戸時代以降と思われます。歴史を紡ぐ故郷の道、石積みとともに楽しんでください。動物園に行かなくても、鹿や猿、狸や狐にも会えるハイキングとなることと思います。コースは資料館か地域事務所に行けば解ります。予約すれば案内の会メンバーも控えています。

 多良の中心部の集落を一周するだけでおおよそ8kmとなり、ちょっとした運動です。更に、谷川に沿った奥にある延坂地区まではバス停から4km、岩須地区と奥地区は2km以上を歩きます。平地ではなく、鬱蒼とした山間を通る山道です。がんばりましょう。

  

大垣市女性連合会「学習発表会」を聴いて(R05.02.12)

 

 2月12日午前10時30分に開始された発表会、私にとって初めての参加です。どのような練習成果が見られるか期待は大きい。案内手紙の発送先には、市役所市民活動部まちづくり推進課男女共同参画推進室と書かれていました。

約2時間の発表には6つの出演があり、赤坂と宇留生、2地区の女性会が参加、大垣市としては寂しさが隠せませんがコロナ禍の影響を考慮すると致し方ないとも思います。

 いざ開演、華やかな衣装で現れた女性を見て、如何に自分たちの努力が足らないのかを思い知らされました。大都会大垣市の発表会をイメージしていた私に、今住んでいる多良地区と同じものを感じました。少子高齢化の波が、思っているよりも大きくて大垣市までも飲み込んでしまったと感じました。これが大垣市女性連合会の発表なのか?老人会の間違いではないのか?しかし、出演者は一生懸命、彼女たちの責任ではありません。彼女たちをサポートできない私たちの責任ではないでしょうか?もっと若い人も参加者し年齢に関係なく楽しんでほしい。

お疲れ様、来年も頑張ってください。来年もきっと見に来ます。

 

 我がまま(R05.02.11)

 

 町内会の活動には色んな役がある。戦後まもない、産めよ増やせよの時代では町内会の軒数も多く、また、一軒の家族の人数も多かった。1家族でも3世代で8人から10人は普通、人数の多い家族では子どもだけで野球チームが出来るほど。それが今では少子高齢化で、適任者が少なく町内会の役の成り手が見つからない。本当にそうなんだろうか?

 人数が少ないのであれば、如何すればいいのだろうか?町内会では、役を減らせとの声をよく聞く。

本当にそうなのだろうか?違うと思う。役が減っても、遣らなければいけないことが減るわけではない。少子高齢化により、遣るべきことは減るどころかむしろ増えている。従って、一人の人が役を兼務するしかないのではないか?また、人が多かった時代には役も回ってこなくて、何もしなかった人がいたのではないか?これからは、そんな訳にはいかない。出来る事は引き受け、少しでも負担を平均化することが大切です。出来ることを考え、我がままやめよう。

 

いつまでも夢をみよう(R05.02.11)

 

 は、年齢を重ねるとともに変わる。

ある日の小学校の帰り道、通る自動車も少なく、道一杯になり話しながら帰った。それでも怒る人もいないし怪我をする子供もいなかった。今は違う。危険だからと登下校は子供会ごとに並んで帰る。昔と今では事情が異なってしまった。従って、見る夢も異なるに違いない。

でも、本質は変わらないと思う。夢には将来への自分の希望が含まれている。希望のない夢があるならば、それは悪夢と言わざるを得ない。私は、何歳になろうとも希望を持ちたい。子どもや孫、家族や故郷の景色など、様々であるが、希望に輝く夢を描きたい。

希望には、道がある。今、どんなに苦しくても未来への光がある。だから、何歳になろうと、どのような境遇になろうと、夢だけは捨てないでいたい。

 

新任会長の悩み(R05.02.07)

 

 お手本としていた前任者の仕事を引き継ぎ、早10ヵ月が経過しました。大垣市の定例会議、上石津町の定例会議、多良地区の定例会議が毎月1回開催、それが過ぎれば自分の自由な時間が待っていると思っていましたが、さにあらず。その他にもまちづくり協議会や部会、更に福祉協議会に地区社協の会議があります。何が何だか混乱しています。特に、それぞれの団体の上部監督官庁が違うことで横のつながりが薄いことにも気が付きませんでした。情けない。監督官庁も統廃合し、もっとシンプルになれば自治会の仕事ももっと楽になると、密かに願っています。古い組織に拘らず、統廃合を行い新しい組織に生まれ変われないものでしょうか?

 多くの自治会(町内会)は、少子高齢化で各種役員の担い手がいません。住民の皆様からは役(委員)を減らせとの要望が強い。しかし、役員の数は減らずに適任者が減少し、同じ人が長期間担当するか辞めた人が再登板か、やり手がいません。こんな状況に嫌気がさして都会へ転出する若者が後を絶たず。何とかしなくては、もう少し待って下さい、自分が頑張らないとの思いでようやく10ヵ月を経過しました。

 

4月からの新年度は同じ過ちをせず、コロナにも負けず、皆様の期待に応えられる様に頑張りたい。ご協力をお願いいたします。