多良文化祭VOL2

 

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多良写真コンテスト2018 応募用紙
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   多良文化祭VOL1

 



開会式

 

 上石津もんでこ太鼓の迫力ある演奏に続いて、大垣市長、大垣市教育長、田中市議会議員を招いて初めての文化祭。

開会式直前まで、どのくらいの人が来て下さるか、スタッフ一同ハラハラドキドキ。

客席がほぼ埋まった時には、安どで胸をなでおろしました。

上石津に対してとてもあたたかいお言葉を頂き、とても嬉しかったです。

 

 

 

大垣市長の挨拶

大垣市教育長の挨拶

杉口多良連合自治会副会長の挨拶

田中市議会議員の挨拶

大垣市長

来賓席 奥から大垣市長、大垣市教育長、田中市議会議員、豊田上石津地域事務所長、教育委員会のお客様、大谷上石津教育事務所長

挨拶する大垣市長

子林英一多良連合自治会長の挨拶

田中市議会議員

多良文化祭運営委員会メンバー

司会:三輪寛さん(上石津郷土資料館館長) 

奥から子林英一多良連合自治会会長、杉口多良連合自治会副会長、三宅多良連合自治会副会長、松島多良公民館長、三輪重隆スポーツ・文化部会長、川地潤二広報部会副部会長



ステージ

 

 責任者:渡邊友三郎さん

二日間に渡って繰り広げられたステージは、どれも大変すばらしく、あの人にこんな一面があったのかと驚いた方もあったことでしょう。客席もたくさんの人が来て下さり、ステージと客席が一体となった楽しいひとときでした。

 

力強い演奏を披露してくれた「上石津もんでこ太鼓」の皆さん。今年も岐阜県代表として、全国大会に出場しました。

 

昔話や伝説をもとにした紙芝居。上演前にはお客さんに飴が配られました。つるし雛飾りもとてもきれいでした。


素敵な歌声を披露して下さったカラオケサークルの皆さん

朗々と力強い声で詩吟を披露


お着物姿で、お友達のステージのナレーションを務められました。

神心流の扇舞を披露。

「なんでもやってみようクラブ」で詩吟を知り、その魅力のとりこになったのだそう。


文化祭のほぼ3ヵ月前に発足した地元バンド「多良人」。猛練習の成果あり!フォーク世代にはとても懐かしい歌が次々と・・

8月の盆踊りにも登場してくれたバンド「かかのも」。各自の頭文字をとってのネーミングだそう。オープニングは「勝手にしやがれ!」


バンジョーやフラットマンドリンなどの楽器で演奏されるブルーグラスのすばらしい音色は客席を魅了しました。

最初は7、8人だった「コール・リーベ」も今では人数が増え、大所帯に。男性の入部で混声合唱ができるようになりました。澄んだ歌声がすばらしいです。この日は最後に紙飛行機を飛ばす演出も。最後は先生に指揮をして頂き、みんなで「ふるさと」を大合唱。感動で、思わず涙(TT)が…



ワークショップ

 

 担当:川地潤二さん、三輪正典さん

来場者にも楽しんでもらいたいと、ワークショップを企画。

2日間にわたって、編み物、つまみ細工、押し花、パンのアクセサリー、リース作り、切り紙遊び、日本茶講座が行われ、終日、たくさんの人でにぎわいました。

 

 

ワークショップが始まると早くも人だかりが・・

編まずにできる首巻は大人気。メインセンターの中は寒いので、防寒グッズとしてちょうどよかったようです。


自分の庭で育てた花で押し花のしおりづくり。帰り際に、おとうさんと「つくったどー!」って見せてくれた男の子も…

つまみ細工は日本の代表的な手仕事。細かい作業の連続ですが、それが好きな方も、もちろんいらっしゃいます。


子ども達と一緒に楽しい切り紙。さあ、何ができるのかな?

真剣に取り組む子どもたち


本物の小さなパンを使ったミニアクセサリーづくり。

色とりどりのドライフラワーを使ってのリーズづくりなど。自然を相手に遊ぶのは楽しいですね。


日本茶をおいしく淹れるためのお茶講座。おいしい和菓子つきでした。



バザー

 

下多良地区によるバザー。タコ焼きやタイ焼きなど。アツアツをほおばるのは、とても美味しかったです。タイ焼きはしっぽまでちゃんとあんこの入っている天然でした。

 

 

 



会場内の様子

 

 2日間で約600名が参加して行われた文化祭。その出品点数は約500点。

「人の作品を見せてもらったことで、新たな意欲が湧いた」「これ、どうやって作るの?」という声も聞かれました。

次回もみなさまのご出品をお待ちしています。

 

 



元禄獅子舞

 奥地区に約400年前から伝えられる元禄獅子舞(大垣市重要無形民俗文化財)のDVDを鑑賞。説明は自治会長の三輪森一さん。全12幕で構成されていますが、最後の幕だけ戦争中に舞手が亡くなり、伝承されていません。書いたものは何もなく、すべて口伝で伝えられている貴重な文化資源です。

DVDにはすでに故人となった方もたくさん写っており、来場者は懐かしげに見入っていました。

 

 



展示物

 展示部門では、多良小学校児童85名、多良出身の上石津中学校生徒49名など総参加者数は293名、出展された総作品数は約500点。ダイナミックな生け花から繊細な刺繍などのハンドワークまで、そのできばえには本当に目を見張るものが多かったです。

また書道や俳句など、まさに文化の香りがする文芸作品がいっぱいでした。

 

 

男性の手によるダイナミックで力強いな仏華や生花など、玄関を入った所に置かれた作品には目を見張るものがありました。


昔使われた和菓子の型。今ではあまり見られなくなった貴重なもの

丹念に彫り上げられた能面


木彫による仏像彫刻

見事つるし雛。つるす台も手づくりです。


手づくりの焼き物

繊細な竹細工による人形。


うつくしいフラワーアート

炭アート。これだけきちんと形を残すのはとても難しいこと。


壁を飾るとてもすてきな絵画。こんな絵がうちにあったら素敵ですね

犬の表情がよく描かれています。


多良公民館のきり絵講座の先生と生徒さんの作品。描きたいものを撮影して、下絵をおこすところから始めました。市のきり絵展にも出品


髙木家や多良峡、島津塚など多良にゆかりの場所がきり絵で描かれています。

見事な押し花作品の数々。先生は材料となる花を育てることからされており、背景には和紙を使うことでより品のある作品に仕上がっています。


愛らしい和の人形たち。本物の着物のきれを使って作られている着物も実に鮮やか。


紙をピンセットでくるくる巻いてバラを作る手芸ロザフィ。

色鮮やかなつるし細工。見るだけで華やいだ気持ちになれます。


瓶てまりと十二支。「瓶てまり、どうやって作るの?」と聞かれたそう。着物をほどいてつくった洋服も見事。

藍染めの布を使ったバッグなど手の込んだ作品です。


特殊なオイルにドライフラワーやプリザーブドフラワーを入れてつくる、ハーバリウム(植物標本)。長期間お花が楽しめます。

亡くなった奥様が生前作っておられたパッチワークの大作。とても見ごたえのある作品です。


クラフトバンドを編んでつくった丈夫で、素敵なバッグ。とても紙で作ってあるとは思えません。

糸を巻いて作った手まりは、色鮮やかでアートな雰囲気漂う作品


椅子は息子さん、パッチワーク作品はお母さんによる親子のコラボ作品

見事な着付けにうっとり。自分で着物の着付けができるといいですね。


ジャパンブルーに染め上げられた美しい作品の数々。


一針一針、心を込めて刺繍された白一色のとても美しい作品。

自然の木を使って見事に磨きぬれたオブジェは多くの人の目を引きつけました。


西高木家の祖先が徳川家康から拝領したと伝えられる鹿幕。元禄獅子舞は必ずこの幕の前で行われたました。

生き生きした子どもたちの作品


多良公民館の編み物講座の先生と受講生の作品の数々。一つ仕上がるとまた次がやりたくなります。


上石津中学校の生徒の作品


どれものびのびとした力強さにあふれています。


お子さんの作品に足をとめて見入る方たちが多く見られました。


小学校の子ども達の俳句作品。

松尾芭蕉の門人各務支考が獅子門美濃派を築いただけあって、岐阜県には今もいくつかの俳句の結社があります。上石津にも俳句をされている方が何人もいらっしゃることがわかりました。


下多良の八幡神社の絵図が出てきました。


思わず息を飲む見事な大作。

江戸時代の髙木家の屋敷図など

元西高木家家臣・小寺登氏蔵の裃と陣笠を展示


多良歴史同好会の通信。今後の活躍が期待されます。

上石津文化財保護協会がつくった「資料が語る里山の文化」


6年間、休まず続けてきた「多良ふるさと通信」


一本一本のわらに継ぎ足して編んでいく見事なわら細工。作者はお母さんから習われたそう。

般若心経を書写することで、見事な南無阿弥陀仏の文字が浮き出しています。



多良景観写真コンテスト

子ども達の生き生きとした笑顔が素敵


グリーンライダーズなど多良の人々の活動を移した写真作品。


多良景観写真コンテストには10名29作品の応募があり、最優秀1点、優秀2点が選ばれました。

最優秀 「朝景」水野拓弥さん 西山の越戸峠から見た多良の遠望

優秀 「笙ヶ岳の噴煙」小寺建造さん 笙ヶ岳にかかった雲が噴煙のように見える

優秀 「多良峡の夏」日比辰美さん 夏の多良峡の景観

また、来場者投票による「特別賞」は
1 川添明さん(初冬の両親)
       4 三輪森一さん(水面を弾くテトラポッド)
  10 小寺敏夫さん(森の奥に直進)
  14 大橋浩美さん(秋映えの山々)
 16 三輪重隆さん(コウヤマキ)
でした。

今回、写真コンテストの審査委員長を務められた井坂泰成さん。

多良への愛がこもった景観写真ということで、10人29作品を審査していただきました。

多良地区文化祭 景観写真コンテスト作品の紹介

 

今回は多良地区内や大垣市内などから10名29作品の応募がありました。

最優秀には、大垣市にお住いの水野拓弥さんの「朝景」が選ばれました。

おめでとうございます

審査委員長は元NHKディレクターの井坂泰成さんでした。

詳細は多良文化祭に記載しております。

また、多良ふるさと通信4月号にも掲載しておりますので、あわせてご覧ください。

 



閉会式

 

 多良地区まちづくり協議会会長と副会長の挨拶

 


また、来年もお会いできるといいですね!